A.B.C-Zが好きだ
A.B.C-Zが好きだ。
これは沼落ちブログでも、円盤の宣伝でもなんでもない、とにかく今、A.B.C-Zが大好きでたまらない気持ちを言葉に残しておこうと思ってキーボードを叩き始めただけのブログだ。
この苦しい時代、なにか支えがほしい人がいるとしたら、A.B.C-Zのこと知ってみませんか、という気持ちは少しだけ含んでいるが。
A.B.C-Zのことはいつだって好きだ。
5Stars 5Years Tourの挨拶で河合くんが「A.B.C-Zを応援していると、悔しいこともあると思う。」と述べていたように、先日のJ’s倶楽部で戸塚さんが「グループだから、良いときも悪いときもある。」と表していたように、幸せでいっぱいなときも、悔しさに涙を流すときもあるけれども、
A.B.C-Zのことが好き、と、その気持ちは変わらず過ごしている。
しかし、今の私といえば、A.B.C-Zが大大大好きで幸せのメーターが振り切れているような状態である。
この気持ちは、6月19日配信の『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』に端を発する。
15日配信のダイジェスト映像で突如目に飛び込んできたタオル回し。
補足すると、A.B.C-Zのライブでタオルを回すのが恒例の曲は存在しない。
YouTube無料配信版のHappy LIVEにおいても「聴いたら分かりますから」というはっしーの解説の後、聴いても全く分からない新曲『GAME OVER!!!』が発表された(それ以前に出演予定のなかった日にWash Your Handsのトップバッターを切り、TLは混乱を極めていたが。)ため、これは既存曲か?それともまた新曲をやるのか?と、えび担の予想が始まっていた。
結果、差し出されたプレゼントは、新曲3曲、初披露2曲や、各メンバーがセンターを務めるメドレーまで含んだ、怒涛の30分だった。
選曲は、みんなを応援しているよ、それでも早く会いたいな、と言ってくれているような優しさに溢れたものであったし、
河合くんはまるでファンの声が聞こえているかのようにC&Rをしてくれたし、
はっしーが最後に振り絞った「ファイト!!」にどれだけ勇気をもらったか分からない。
初めて聴く曲なのに突然「せーの!」と対応を求められるし、
A.B.C-Zの呼吸に合せてステージ前方から後方へと灯っていく電飾は私たちのペンライトのようであったし、
スマートフォンの画面に映る彼らは、確かに“私たち”をしっかり見つめてくれていた。
チートタイム以降に披露した曲には統一性があったり、曲調のバランスがよかったりして、この状況でなければ発表されたことがたくさんあるのではないか、と感じてしまうのは確かだ。
けれど、A.B.C-Zはいつも、「次あるか分からないけど、」と前置きをしながら、未来への約束をしてきてくれた。
感染症の流行だけではない。ステージに立つ人たちの不確かさを間近で見ながら過ごしてきた彼ららしい言葉選びだな、と思う。が、それと同時に、彼らはいつでも“次”を見据えながら努力を重ねていることを知っている。
次、あるか分からないけど。
次、いつできるか分からないけど。
ネガティブな発言だと捉えられるかもしれないが、私はこれが真理であると思っている。
いつだって未来は不確定で、わからないことだらけで、大抵のことはつらくてしんどい。そんな中で、この不確かであり、確かな約束が、私の生活を支えてくれている。
そうすると、今だっていつもと同じなのかもしれない。次がいつか、分からないけど。その約束を信じて待っている、地続きの今日であるのかもしれない。
少なくとも、我々個人が、自分にそう言い聞かせる力をもった言葉だと感じる。
A.B.C-Zはグロスでポンコツで、オールバカクレイジーだけれども、
感動という名の、原初的な衝動を人々に与える力を持っている。
そして、海のように、宇宙のように、人々を包み込むやさしさを持っている。
A.B.C-Zは、強くてやさしい。
自分たちの身一つで何でもパフォーマンスに変えられるA.B.C-Zが大好きだし、
タオルだって振り回すだけじゃなく、振り付けに取り入れて星を作っちゃうA.B.C-Zが大好きだし、
新曲なのになんでか新曲って振りができないA.B.C-Zが大好きだし、
ケンカなんて起きないようでいてすぐに小突き合ってるA.B.C-Zが大好きだし、
ステージに対して真摯なA.B.C-Zが大好きだ。
不確かさが真理とかなんとか言いながら、10月の日生劇場に思いを馳せて泣きそうになったりしているものの、テレビや過去の円盤を見ることで、また新しい大好きが芽生えている。
いつだって、大好きという気持ちをくれるA.B.C-Zが大好きだ。
本当に大好きと言いたいだけのエントリーになってしまったけれど、誰かの大好きに共鳴することがあれば嬉しい。